世界初!AIを搭載したロボットが医師国家試験に見事合格!!

先週、AI界にまた衝撃のニュースが走りました。
なんと、中国で“AI(人工知能)を搭載したロボットが医師国家試験に合格した”というのです。
これはロボット初の快挙だそうです。
ついにロボットのお医者さんが誕生するのでしょうか?
※AIが医師国家試験に合格!
中国で行われた医師免許の筆記試験に見事合格したのは、清華大学などが開発したAI搭載の人型ロボット『暁医(シャオ・イー)』です。
暁医は、600点満点中456点を獲得。
合格ラインの360点を大きく上回った好成績を収めたそうです。
これは凄いですね!
暁医は去年の6月から試験勉強を始め、数十冊の医学本をインプットし、さらに実際の判断力も身に着けるため専門家の指導のもとで症例判断についても勉強したとのこと。
見た目はソフトバンクのペッパーくんに少し似ています。
この人型ロボット『暁医(シャオ・イー)』は、中国の名門大「清華大学」と、中国企業「iFlytek(アイフライテック)」が共同開発したロボットで、正式名称は『智医助理』というそうです。
※人間ではなく、ロボットの医者が診療する時代になるのか?
“AI医師国家試験プロジェクト” スタートから、わずか9カ月でスピード合格した『暁医(シャオ・イー)』。
医療の知識を持つロボットが誕生したら人間の医師は必要なくなるのか疑問に思いましたが、まだそのようなことはなさそうです。
この質問にiFlytekの陶暁東氏は、「実際の診療には常に突発的な状況が発生するものです。AIは医学知識を網羅しているにすぎず、知識の運用はまだ完全とは言えません」と話しています。
清華大学の呉及氏も「ロボットは診療補助は可能ですが、医師に代わって診療をできるものではありません」と説明しており、あくまで診療のスピード化や医師の負担軽減を目的としているといいます。
現在『暁医(シャオ・イー)』は、現地メディアによると複数の病院で患者の案内などをしているとのこと。
今後は、医師の診療助手・地域のコミュニティなどの場での活躍などが期待されているようです。